改名されたと知っておどろいた!全国の学校 TOP5(大学編)

受験生時代などに認識していた学校が改名されていると知り、

「大人になったらいつの間にか改名されてた」
「昔は全然違う名前だった?」

など、それなりに驚いた経験はないだろうか。

今回、その中でも驚き度が高い有名校をランキング化してお届けしよう。

今回は大学編である。

高校編はコチラ

👑ランキング TOP5発表

早速、ランキングから見て行こう(※あくまで私見である)

順位改名前 → 改名後
1位東京工業大学 + 東京医科歯科大学 → 東京科学大学(統合)
2位東京都立大学 → 首都大学東京※ → 東京都立大学(往復改称)
3位武蔵工業大学 → 東京都市大学
4位大阪外語大学 → 大阪大学外国語学部(吸収統合)
5位中京女子大学 → 至学館大学

※都立4大学の再編・統合を含む

では、少し掘り下げてみよう。

改名で驚いた大学

大学の改名は単なるイメージチェンジだけでなく、

「女子大が男子を入れて共学化した」
「単科の専門大学(工業など)が文系も取り込んで総合大学になった」
「経営難の私立を公立(市や県)が救済して公立化した」

など、時代のニーズに合わせたブランディングのために行われるケースが目立つ。

「女子大」から「共学化」へ

少子化の影響を最も受けたのが女子大であった。生き残りをかけて共学化し、今や人気の総合大学になっているケース。

  • 京都橘大学(京都府)
    • 旧名:京都橘女子大学(2005年に共学化・改名)
    • 解説: 吹奏楽部の「オレンジの悪魔」としても世界的に有名な京都橘。かつては文学部中心の伝統的な女子大だったが、共学化と同時に看護、経済、建築、国際など次々と新学部を設置し、今や関西屈指の人気共学リベラルアーツ大学へ変革した。
  • 武蔵野大学(東京都)
    • 旧名:武蔵野女子大学(2003年に共学化・改名)
    • 解説: 浄土真宗本願寺派の伝統ある女子大だったが、2003年に全面共学化。その後、有明(お台場エリア)に巨大な新キャンパスを構え、データサイエンスやグローバル学部を新設。今や「MARCH(明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大)」に迫る勢いの人気校である。
  • 神戸国際大学(兵庫県)
    • 旧名:八代学院大学(1992年に変更)
    • 解説: 先ほど高校のパートでも登場した「八代(やしろ)学院」の大学版。キリスト教系の大学として国際化を推し進めるため、90年代にこの名前に変わった。
  • 東京家政学院大学(東京都)
    • ※名前は変わっていないが、2020年代に全面共学化するなど、「女子大・家政系」の名前のまま男子が入学する過渡期の例もある。

「単科・工業系」から「文理融合の総合大学」へ

昭和の時代は「ガチガチの理系男子の巣窟」だった工業大学が、時代の変化に合わせて文系や医療系を取り込み、名前をお洒落に変えたパターンである。

  • 東京都市大学(東京都)
    • 旧名:武蔵工業大学(武蔵工大)(2009年に変更)
    • 解説: 東急グループが運営する、大卒就職率が非常に高い名門工業大だった。2009年に同じ東急系の女子短大などを統合し、文系学部や環境学部を新設。「東京都市大」へと生まれ変わり、イメージがスタイリッシュになった。
  • 湘南工科大学(神奈川県)
    • 旧名:相模工業大学(1990年に変更)
    • 解説: 1990年に「湘南」というブランド力のある地名を冠した名前に変更し、イメージを一新した。
  • 福井工業大学(福井県)
    • 旧名:北陸電波工業大学(1980年に変更。80年代の幕開けとともに改名)
    • 解説: 「電波」という、いかにも昭和の高度経済成長期らしい電子工学系の名前から、現在の福井工大へと変わった。

「私立」から「公立」へ(国公立化)

地方の私立大学が経営難などを理由に、市や県が引き取って「公立大学」に生まれ変わる動きが2000年代以降、全国で多発している。学費が私立の約3分の1になるため、改名した瞬間に偏差値がブーストするのが特徴のケース。

  • 周南公立大学(山口県)
    • 旧名:徳山大学(2022年に公立化・改名)
    • 解説: 元々は私立の「徳山大学」でしたが、周南市が公立化。さらに2024年には情報科学部などを新設し、地域の人気国公立大として完全に生まれ変わった。
  • 公立小松大学(石川県)
    • 旧名:小松短期大学(2018年に4年制・公立化)
    • 解説: 重機メーカーの「コマツ」の城下町である小松市が、私立の短大をベースに4年制の公立大学として新設・改名した。
  • 長野大学(長野県)
    • 旧名:本州大学(1974年に長野大へ、その後2017年に私立から「公立」へ移行)
    • 解説: 昭和の創立時は「本州(ほんしゅう)大学」という非常にスケールの大きい名前であった。

近年のビッグネームの統合・復活

  • 東京科学大学(東京都・2024年〜)
    • 旧名:東京工業大学(東工大) + 東京医科歯科大学
    • 解説: 日本の最高峰の理系単科大学と、医学・歯学の最高峰が1つに。日本の大学の歴史上、21世紀最大の改名・統合ニュースである。

「東京工業大学」は、「東工大の名前が消えるのか」「東京工業大学ブランドはもったいない」などの反応が多かった。

「東京医科歯科大学」の方も、何とも語呂の良い名前の難関大学として記憶に残っていたのだが…どこか寂しいものである。

  • 東京都立大学(東京都)
    • 旧名:首都大学東京(2005年〜2020年までこの名前)
    • 解説: 2005年に当時の石原慎太郎都知事の改革で「首都大学東京」というユニークな名前に変わったのだが、受験生や世間から「都立大のほうが分かりやすい」と言われ続け、15年ぶりに元の伝統ある名前に戻った。
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