※円グラフの吹き出しの数は人口を表示(億人)。
まとめ
最新の「三菱UFJスポーツマーケティング基礎調査」の統計データに基づき、推計ファン人口を日本・アメリカ・世界それぞれの視点でランキング化した。
ここで言うファン人口とは競技人口ではなく、観戦や応援をメインに楽しむ人のことを指す。
またこのランキングでは、特定のリーグだけでなく、代表戦や国内外リーグ、高校・大学といったものは競技全体として一括りにしている。
日本では…
大谷翔平選手の世界的活躍と2023年WBCの優勝の余韻が続き、野球ファンが全世代で圧倒的な数値を記録している。
サッカーについては、最新スポーツマーケティング調査(マクロミルなど)で日本代表戦の地上波放送の減少や、さまざまなコンテンツ間の可処分時間の奪い合いにより、ライト層(にわかファン)の数字が一時的に減少してはいるが、コア層は安定している。
ファン人口は、900万人(Jリーグ)~1,800万人(代表)であり、ワールドカップイヤーである2026年はファンの期待感から再び2,000万人〜3,000万人規模まで一時的に跳ね上がることが予想されている。
バレーボールについては、ネーションズリーグ等の代表の活躍やSVリーグ(「世界最高峰のリーグ」を目指し、将来的な完全プロ化を視野に入れる)の影響でファンが急上昇している。
バスケットボールも、B.LEAGUEの成長と代表戦の盛り上がりで定着しており、若年層のシェアが非常に高い。
アメリカでは…
アメリカ最大級のスポーツイベントといえば、NFLのスーパーボウル(毎年2月上旬に開催される、プロアメリカンフットボールリーグの年間王者を決める優勝決定戦)であり、巨大なエンターテイメントショーとしても世界中で熱狂的に楽しまれていることもあり、アメフトが国民の娯楽として君臨している。
また、2026年北中米ワールドカップの開催を目前に控え、サッカーが野球を抜いて「3番目に好きなスポーツ」に浮上するという歴史的な変化が起きている。
世界規模で見ると…
サッカーは「世界共通言語」と呼ばれるほど普及しており、他競技を大きく引き離し、その推定人口は40億人とも言われている。
意外かもしれないが、クリケットがサッカーに次ぐ巨大なファンベースを形成している。これは人口の多いインド・パキスタンなどの英連邦(これらで世界人口の3割)の影響が強いという点は押さえておきたい。