結論から言うと、世界基準および現地スペインでの正しい呼称(通称)は「ラ・リーガ(La Liga)」である。
日本では長年「ラ・リーガ・エスパニョーラ」という呼び方が親しまれてきたが、実はこれ、日本国内だけで広く定着した、いわば「和製英語(和製スペイン語)」に近い呼び方になるのだ。
そもそも「リーガ・エスパニョーラ」とは?
スペイン語で「ラ・リーガ(La Liga)」は、英語の「The League」にあたる言葉で、単に「そのリーグ」「スペインサッカーを象徴する唯一のリーグ」という意味である。
日本にヨーロッパサッカーの情報が入ってきた当時、「ラ・リーガ」だけではどこの国のリーグかわかりにくかったため、日本のメディアが親切心から「スペインの」を意味する「エスパニョーラ(Española)」を後ろにくっつけて「リーガ・エスパニョーラ(スペイン・リーグ)」と呼び始めたのが日本独自の呼称として定着した理由なのである。
現地や公式の呼称は「ラ・リーガ」
現地スペインや国際的なニュースで「ラ・リーガ・エスパニョーラ」と呼ばれることは基本的には無い。
- 一般的な通称: La Liga(ラ・リーガ)
- 正式な名称 : La Liga Nacional de Fútbol Profesional(ラ・リーガ・ナシオナル・デ・フトボル・プロフェシオナル)
- 正式な大会名: Campeonato Nacional de Liga de Primera División(プリメーラ・ディビシオン)
要するに、世界中のサッカーファンには「ラ・リーガ」の4文字で通じるのである。
3. 近年は大文字の「LALIGA」へブランド刷新
さらに踏み込むと、
- もともと単に「Primera División(プリメーラ・ディビシオン/1部リーグ)」と呼ばれていた。
- 2016年ごろからリーグ運営組織がブランディング戦略として「LaLiga(スペース表記無し)」という呼称を公式ブランド名に採用した。
- リーグ運営組織はブランディングを強化しており、表記ルールもアップデートされ、2023年からはすべての文字を大文字にした「LALIGA」へとロゴや表記を完全に刷新した。
というのがコトの経緯である。
現在の冠スポンサー(EA SPORTS:テック企業)の名前を含めた、最新の公式リーグ名(商業名)は以下の通りである。
| リーグ区分 | 現在の公式名称(2023-24シーズン〜) |
| 1部リーグ | LALIGA EA SPORTS(ラ・リーガ・EAスポーツ) |
| 2部リーグ | LALIGA HYPERMOTION(ラ・リーガ・ハイパーモーション) |
結論
日常会話や日本のサッカーファンの間で話す分には「リーガ・エスパニョーラ」でも構わないのだが、本来の正しい呼称、あるいは世界基準に合わせるなら「ラ・リーガ(LALIGA)」を使うのが正解なのである。