用語辞典(野球)- わかりやすく解説 -

チェンジアップ

ピッチャーが投げる変化球の一種。

ストレート(速球)とほぼ同じ腕の振り(フォーム)から投じられる、
「球速が遅く、沈む球」のこと。
バッターは「速いストレートが来る」と錯覚するため、タイミングを大きく狂わされて空振りしてしまう。スピードの「緩急」で打ち取るための球種。

日常・ビジネスでの比喩: 会話や仕事の文脈では、「変化球」「いつもと違うパターン(アプローチ)」「気分転換」という意味で使われる。予想外の提案をされたときに「チェンジアップが来たな」と言ったりする。

英語例:

  • “His changeup is completely fooling the batters.”(彼のチェンジアップはバッターを完全に翻弄している)
  • “Throwing a changeup in the negotiation worked effectively.”(交渉で変化球(予想外の提案)を投げたことが効果的に働いた)

マダックス

✅人物としてのマダックス

グレッグ・マダックス(Greg Maddux)は1986年から2008年までMLBで活躍し、

  • 通算355勝
  • サイ・ヤング賞を4年連続受賞
  • 通算防御率3.16

という輝かしい成績を残した投手のこと。

彼の最大の特徴は、三振を大量に奪うタイプではなく、圧倒的な制球力

  • 打たせて取る
  • 球数を少なくする
  • 長いイニングを効率よく投げる

ことを得意とした。

✅野球用語としてのマダックス

グレッグ・マダックスに由来し、

先発投手が「100球未満の投球数で9イニング以上を投げきり、完封勝利を達成する」ことを指す非公式記録のこと。

ちなみに、グレッグ・マダックスは現役時代、このマダックスを13回達成した。

📃記録の難易度

  • 投球数: 1試合で9回を投げて100球未満に抑えるためには、1イニング平均11球以内で打ち取る必要がある。
  • 安打や四死球: ランナーを出してもダブルプレーなどで素早くアウトを稼ぐか、四球を出さずに無駄な球数を減らす高度なコントロールが求められる。
  • 希少性: 近年は球数制限や継投策が主流となっているため、先発投手が9回まで完投すること自体が難しくなっている。

ロースター(Roster)

野球(特にメジャーリーグ:MLB)における「ロースター」とは、公式戦に出場できる権利を持つ「登録選手名簿(枠)」のこと。

MLBでは通常、
ベンチ入りして当日の試合に出られる枠(アクティブ・ロースター:26人枠)と、
マイナーリーグへの降格や移籍の管理も含めた枠(ロースター:40人枠)がある。
「ロースターに入る」ことは、一流のプロ選手として認められた証でもある。

日常・ビジネスでの比喩: 一般社会では、プロジェクトの「主要メンバー(人員)リスト」や、シフト勤務の「勤務時間割・当番表」という意味でよく使われる。

英語例:

  • “He was finally named to the opening day roster.”(彼はついに開幕ロースターに名を連ねた)
  • “We have some talented young developers on our project roster.”(私たちのプロジェクトメンバーには、優秀な若手開発者が揃っています)
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