
「草分け(くさわけ)」と言う時、真っ先に思いつくのは、「草分け的存在」という表現ではないだろうか。
では、何気なく使うその「草分け」の由来について見てみよう。
📜 由来・語源
元来、「草分け」は、江戸時代以前に最初に荒れ地を開拓して集落や村を作った人を指す言葉であった。
また、江戸時代に入ると、新田開発などで荒野を切り開いた最初の人やその家系を「草分け百姓」と呼んだりした。
これらは、別名として「柴切り」「草切り」「鍬開き(くわびらき)」などとも呼ばれている。
💡 現代では
原野の生い茂る草を分けて切り開く様子から転じて、ある分野や技術を世の中で最初に始めた人や組織を、「草分け」と呼ぶようになった。
また、その分野における歴史的な功績を称える際にもしばしば使われる。
類語: 魁(さきがけ)、先駆者・開拓者(パイオニア)、創始者(元祖)、開祖、始祖、第一人者