- お金に異常なほど執着する人
- 利益のためなら手段を選ばないほど金儲けを優先する人
を意味する俗語である。
語源
「銭ゲバ」の「ゲバ」はドイツ語の Gewalt(ゲヴァルト) に由来し、「暴力」「権力」を意味する。
1960〜70年代の学生運動では、
- ゲバルト棒
- 内ゲバ(内部ゲバルト=内部抗争)
などの言葉が使われていた。
そこから、
「金のためなら強引なこともする人」
という意味で「銭ゲバ」という表現が生まれた。
広まったきっかけ
1970年に連載された「銭ゲバ」
という漫画が大ヒットし、一般に定着した。
主人公は貧困から抜け出すため金に取りつかれ、目的のためには非情な行動も辞さない人物として描かれている。
使い方
- あの社長はかなり銭ゲバだ。
- 銭ゲバみたいに利益ばかり追い求める。
- 銭ゲバ経営との批判を受けた。
ニュアンス
単に
- 節約家
- 倹約家
- 商売上手
という意味ではない。
「銭ゲバ」には、
「金のためなら人情や倫理を軽視する」
という強い非難・軽蔑のニュアンスがあるのである。