元来の意味:「目が見えるようになり、間違った思想から抜け出して真実に気づく」こと。
現在の意味:「何かがきっかけで、急に物事の真相や本質が理解できるようになる」こと。
📜由来となったストーリー
かつてサウロ(後の聖パウロ)という、キリスト教徒を激しく迫害する男がいた。 ある日、サウロが旅をしていると、天から強い光が差し込み、イエス・キリストの声が響いた。その強い光を浴びたサウロは、ショックで突然目が見えなくなってしまう。
その後、キリストの弟子であるアナニアという人物が、神の命を受けてサウロの頭に手を置いて祈りを捧げた。すると、サウロの目から「鱗(うろこ)のようなもの」がポロリと落ち、再び目が見えるようになったという。
視力を取り戻したサウロ(パウロ)は、それまでの過ちを悟り、熱心なキリスト教徒へと生まれ変わった。
💡まとめ
この言葉のポイントは、「これまで見えていなかった(気づかなかった)真実に、ハッキリ気づく」という点である。
また、言葉のルーツは、『新約聖書』(使徒言行録 第9章)にある。実は日本発祥ではなく、海外の物語が翻訳されて定着した表現であったのである。