内容はほとんど残っていないが当時これは面白かった。。という記憶があるものをもう一度見たい、そんな衝動に駆られたことはないだろうか。
この映画、当時見れなかったけど、今なら手ごろにDVDで見てみたい、といったものだ。
それらの中で面白かったものをピックアップしてご紹介する。
#1 The Best of Knight Rider Vol.1
昔、日本でも深夜帯にナイトライダーがテレビ放送されていて、
見てハマったのを思い出し、久々に見てみた。
エピソード:『電子頭脳スーパーカー』(原題:Knight of the Phoenix)
極秘捜査中に重傷を負った刑事 マイケル・ロング(演:デビッド・ハッセルホフ)は、
大富豪ウィルトン・ナイトの財団の高度な整形手術によって 新しい顔と名前「マイケル・ナイト」 を与えられる。
彼は財団の任務として、「ナイト2000(K.I.T.T.)(愛称:キット)」 とコンビを組み、
マイケルに重傷を負わせた犯罪組織のボスとその女を追い、組織殲滅へと立ち向かう。
自分の過去を捨てなければならない苦悩や、喋る車(K.I.T.T.)に対して「ただの機械だろ」と冷たくあたる初々しいシーン。
初めはぎこちない感じのコンビだったが、
徐々にマイケルがK.I.T.T.を信用し、彼もマイケルの期待に応えて本当のパートナーになっていく。
そして法で裁けない悪に立ち向かうという「ナイトライダー」としての宿命を受け入れていく。
ちなみにこの回はパイロット版で、
・通常回より長い映画サイズ(約96分)
・KITT誕生とマイケル誕生が描かれる
そのため、ファンの間でもシリーズ最高クラスの名エピソードとされている。
人工知能を搭載したスーパーカー「ナイト2000(K.I.T.T.)」が初めて登場し、主人公がどのようにしてエージェントになったのかが詳しくわかり面白かった。スッキリ。

#2 ショーシャンクの空に
(原題:The Shawshank Redemption)

本作でモーガン・フリーマンは、刑務所内の調達係であるレッド役を演じている。
ティム・ロビンス演じるアンディとの友情や、刑務所という閉鎖空間での希望を描いた物語で、フリーマンはナレーションも担当し、高い評価を受けている。
ある日アンディは無実を証明できるかも知れない受刑者が身近にいることを知り、所長のノートンに訴えるも聞き入れられずに独房に入れられる。
アンディが本当に冤罪であることを確信した所長は自分の裏金作りを手伝わせていたアンディを一生刑務所から出させないつもりでいたため、口封じでその受刑者を殺した。
そこからこの所長に対する恨み、狂わされた人生を取り戻すための誓いを強くし、レッドに600年かかるだろうといわれた小さなハンマーでの脱獄計画がアンディの中で加速する。
このとき既に刑期は20年になっており、無期懲役という絶対的な絶望の中で、どれだけ時間がかかっても諦めない精神力、地道な努力と知恵を絞ってノートンを追い込んで最終的に自由を勝ち取ったアンディの姿に、こんな思いがよぎった。
「人生は不遇に終わるかも知れない。自分にはアンディのようにこんな用意周到なことが出来るだろうか。いや、出来なければ人生は後悔に終わる。。」と。
また、「Get busy living, or get busy dying(必死に生きるか、必死に死ぬか)」は、脱獄前にアンディが、レッドに対して言い放った言葉。
限られた時間の中で希望を持って充実した日々を過ごすか、恐れを抱えて惰性で生きるか、という選択を迫ったシーンだ。
希望を持つことの重要性と、それを捨てて生きることは死んでいるも同然であるという強烈なメッセージ。つまり、
「必死に生きる」: 希望(メキシコ・ジワタネホでの生活)を求めて、地道な脱獄計画や刑務所内での環境改善を諦めない姿勢
「必死に死ぬ」: 希望を持たず、刑務所の環境に甘んじ、恐怖に怯えながら惰性で時を過ごすこと
ということだ。
前半は邦題とアンディが手を空に広げているパッケージのイメージからアンディにとってのショーシャンクの帰還の物語と捉えがちだ。
しかし後半は物語の語り部でもあるレッドのショーシャンクの償還の物語であるというのがじわじわ伝わってきてジンとくる。
あらためて心が揺さぶられた作品だ。